活動報告・予告/Annual Reports/若狭研究室2014 の履歴(No.5)


研究室教員

研究課題

  1. 30テスラ超強磁場下での化学反応の磁場効果(ナノ秒、ピコ秒過渡吸収)
  2. イオン液体中での光反応と磁場効果
  3. 磁場およびマイクロ波を用いた新規同位体濃縮法の開発
  4. 有機ケイ素、ゲルマニウム化合物の合成と光反応(有機合成もやります)
  5. 光触媒反応の磁場効果
  6. ナノ空間を利用した反応制御(メソポーラスシリカMCM-41)
  7. 磁場効果をプローブとした,反応場の構造および反応ダイナミクス
  8. 磁性光触媒の合成と光反応
  9. 高速光反応のメカニズムおよび磁場効果

発表論文

  1. 若狭雅信・矢後友暁 "30T強磁場を用いたスピンダイナミクス測定とナノ反応場解析" 応用物理 83, 218-221 (2014)
  2. Tomoaki Yago, Yuya Ishii, Masanobu Wakasa, "Diffusion and Solvation of Radical Ions in an Ionic Liquid Studied by the MFE Probe", J. Phys. Chem. C, 118 22356 (2014).

学会発表(予定も含む)

  1. 矢後友暁・石井裕也・若狭雅信 "イオン液体中での光誘起電子移動反応に対する磁場効果とその数値解析" 日本化学会第94回春季年会(名古屋大学 東山キャンパス、2014年3月27日-3月30日)
  2. 村田龍太郎・矢後友暁・若狭雅信 "ジアリールエテン類の閉環量子収率の再検討" 日本化学会第94回春季年会(名古屋大学 東山キャンパス、2014年3月27日-3月30日)
  3. 矢後友暁・若狭雅信 "時間分解ファラデー回転測定装置の開発とキサントンの励起三重項状態の観測" 第8回分子科学討論会2014(広島大学 東広島キャンパス、2014年9月21日-9月24日)
  4. 貝瀬眞菜・矢後友暁・加藤隆二・若狭雅信 "シングレットフィッションに対する磁場効果" 2014年光化学討論会(北海道大学 札幌キャンパス、2014年10月11日-10月13日)
  5. 高篠鮎人・矢後友暁・若狭雅信 "レーザー二段階励起によって観測されるベンゾフェノンケチルラジカルの発光を用いた磁場効果測定" 2014年光化学討論会(北海道大学 札幌キャンパス、2014年10月11日-10月13日)
  6. T.Yago, G.Kothe, J.-U.Weidner, G.Link, M.Lukaschek,and T.-S.Lin "Spin polarizations generated in photo-excited triplet state" 5th International Meeting on Spin in Organic Semiconductors (Himeji Egret Himeji, 13-17 October, 2014) Oral Presentation
  7. T.Yago and M. Wakasa "Time-Resolved Faraday Rotation Study on Photo-Excited Triplet State of Organic Molecule in Solutions" Joint Conference of Asia-Pacific EPR/ESR Symposium, International EPR (ESR) Society Symposium, and the 53th SEST Annual Meeting (Nara Todaiji Cultural Center, 12-16 November, 2014) Poster Presentation
  8. M. Wakasa, T. Yago, R. Kumagai, E. Sakuda, and N. Kitamura "Time-Resolved EPR Study on Ruthenium(II) Complex Having an Arylborane Charge-Transfer Unit" 2014 International Conference on Artificial Photosynthesis (Awaji, Awaji Yumebutai International Conference Center, 24-28 November, 2014) Poster Presentation

外部資金獲得状況

科学研究費補助金

  1. 新学術領域研究 「人工光合成による太陽光エネルギーの物質変換:実用化に向けての異分野融合」(人工光合成)
    平成25-26年度公募研究「超強磁場を用いた金属錯体の電子状態の解明」 研究代表 若狭雅信
  2. 平成25-26年度 若手研究(B)「可視光レーザーパルスを用いた新規スピンプローブ法の開発」 研究代表 矢後友暁
    (平成26年度 直接経費 1,200千円 間接経費 360千円)