SARS-CoV-2ウイルスPCR研究プロジェクトにつきまして†
SARS-CoV-2ウイルスによってひきおこされる昨今のCOVID-19感染症の拡大に伴って、本学における教育・研究事業を遅滞無く進めるためには、感染の有無を迅速かつ継続的に検知することが必要と考えられます。現在、理工学研究科化学専攻基礎化学コース(理学部基礎化学科)では、東京大学で行われている、迅速なRT-PCR法によるウィルスの定量的な測定における偽陽性などのばらつき(特異度)を明らかにする研究に共同研究の形で協力しており、定期的にサンプルを提供しています。この共同研究を推進することで、被験者となっているコース構成員の安全確保も実現することが可能となっています。そこで、本共同研究の推進にあたって、以下に述べる各企業様から上記趣旨へのご賛同と多大なご援助を賜っておりますので、ここで感謝の意を表します。
2023.12.13†
- キャリアパス講演会・相談会のお知らせ
令和5年度キャリアパス講演会を下記のように開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
- 主催:基礎化学科,基礎化学プログラム 共催:埼玉大学理学部,大学院理工学研究科
- 日時:令和5年12月19日(火) 15:00~17:00
- 場所:工学部シアター教室
- 【講演会】15:00~16:00
藤井 真衣 氏(2022年3月博士前期課程修了,中林・吉川研)製薬会社勤務
「大学院から製薬会社へ」
- 【質疑応答&相談会】16:00〜17:00
- 要旨はこちらです。
2023.10.27†
- 埼玉大学名誉教授で、基礎化学科に所属された木村義泰先生が亡くなられたとご連絡がありました。お悔やみ申し上げます。
2023.09.20†
- 2023年9月12日〜14日に行われた第33回基礎有機化学討論会において、斎藤雅一研究室の田中泰地さん(博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- ナフタレンをプラットホームとするσ非局在ジラジカルの創製
- 〇田中泰地、川口倫子、石村和也、箕浦真生、長嶋宏樹、古川俊輔、谷口弘三、斎藤雅一
2023.08.31 量子生命科学サマーセミナー2023のお知らせ†
- 前田公憲准教授が講師として参加しております、量子生命科学サマーセミナー2023-スピンが描く生命科学の世界-が、9月1日より27日までYoutubeの動画により公開されます。主催は量子生命科学研究所で、大学生、大学院生を対象としたセミナーです。量子力学から生命科学までの広い領域に興味のある学生さんにぜひ、聴講していただければと思います。詳しくは以下の案内をご覧ください。
- 【量子生命科学サマーセミナー2023-スピンが描く生命科学の世界-オンライン開催のご案内】
QST量子生命科学研究所では量子生命科学会共催・Q-LEAP量子生命FS人材育成の一環としまして、量子生命科学サマーセミナー2023を開催いたします。
講師は、QST量子生命研、量子生命科学会、Q-LEAP量子生命フラッグシップのいずれかに所属する先生方が務めます。
今年は「スピン」をテーマに据え、スピンの生命現象の関わりやスピンを活用した量子計測技術について、講義形式で紹介します。
- 【開催概要】
2023.08.29 オープンキャンパス資料公開のお知らせ†
- 2023年8月8日に開催された埼玉大学オープンキャンパスにて用いました、基礎化学科紹介のプレゼンテーション資料を公開します(PDFファイル、4.76 MB)。下記のリンクをクリックするとダウンロードできます。
2023.08.07 基礎化学科・基礎化学PG X(旧Twitter)サイト開設のお知らせ†
- 理工学研究科基礎化学プログラム・理学部基礎化学科の広報用X(旧Twitter)サイトを開設しました。ぜひお立ち寄り下さい。
2023.06.16†
- 村上龍大特任助教、荻野加暖さん(M2)、橋本ゆうさん(2023年3月博士前期課程修了)、高柳敏幸教授の論文が、Wiley社のChemPhysChem誌のCover Feature articleに選ばれました。おめでとうございます。
- "Ring-polymer Molecular Dynamics Simulation for the Adsorption of H2 on Ice Clusters (H2O)n (n=8, 10, and 12)",
- T. Murakami, K. Ogino, Y. Hashimoto, T. Takayanagi, ChemPhysChem, 24, e202200939 (2023) [Selected as a Cover Feature article].
- 論文のWebサイト
2023.04.17 人事公募のお知らせ(理工学研究科基礎化学プログラム・理学部基礎化学科)†
埼玉大学大学院理工学研究科では、下記のように教授を公募いたします。つきましては、適任者のご推薦またはご応募をお願いいたします。
- 職名及び人数: 教授 1名
- 任 期: なし
- 所属部門/領域: 物質科学部門/物質基礎領域
- 専門分野: 広い意味での有機化学(例えば、構造有機化学、有機元素化学や有機金属化学)
- 担当科目: 基礎化学関連分野に関わる講義・演習など
- 応募資格:
- 博士の学位を有する方または着任時までに取得見込みの方
- 上記専門分野において優れた業績(研究論文、受賞など)を有する方
- 理学部基礎化学科の学部教育(講義・学生実験)を担当できる方
- 学生(留学生を含む)の教育・研究指導およびコース・プログラム・学科の運営に熱意があり、学生の教育・研究指導に十分な語学力(日本語及び英語)を有する方
- 国籍、性別は問いません。なお、本学は男女共同参画に賛同しています。
- 着任時期: 令和6年4月1日
- 書類提出期限: 令和5年7月31日(月)必着
その他、応募書類や応募方法等の詳細につきましては、埼玉大学教職員採用情報のページをご参照ください。
2023.04.14 大学院基礎化学プログラム説明会について(6月3日(土)開催 )†
理学部基礎化学科をベースとする基礎化学プログラム(博士前期課程)・物質科学コース(博士後期課程)では、令和5年度秋/令和6年度春、または今後入学を目指している皆さんを対象に、下記の日程で説明会を開催します。学内外を問わず興味のある方の積極的な参加を歓迎します。なお、今回は対面での実施を予定しています。
基礎化学・物質化学コースでは、12の研究室において、分子系の理論計算・磁気感受・光と磁場、有機典型元素化学・特異な構造の有機硫黄/セレン化合物、分子間相互作用解析・金属錯体や層状物質系機能材料まで、幅広い分野で、最先端の研究が進められています(詳細は各研究室のHPを参照してください)。
当プログラムでは、サイエンスの原理的理解を深めつつ、有為の研究成果をあげるとともに、課題を設定し・その本質を見抜き・解決方法を見出す力を身につけ・磨くことができます。博士前期課程修了後、博士後期課程に進学し大学や国立研究所などの研究者への道、あるいは化学系企業等の研究・技術部門で活躍する道が開かれています。当該分野の研究を熟知していなくても、分子系の現象解明や新物質創成に興味を持ち、元気のある皆さんの参加を大いに期待しています。
基礎化学プログラム・基礎化学科長 上野 啓司
- 日時: 2023年6月3日(土)午後1時30分〜2時(午後2時15分からは研究室訪問を予定)
- 形式: 対面での説明会(事前登録制) 場所:埼玉大学理学部講義実験棟1階 4番教室
- 内容: 基礎化学プログラムの概要や研究室の紹介
参加希望者は、(1)氏名(2)所属大学・学科・学年(3)電子メールアドレス(4)研究室訪問への参加希望の有無(有りの場合は第1希望と第2希望の教員名も記載)を、5月31日(水)までに以下のメールアドレスまでお知らせください。詳しくはこちらのパンフレット(PDFファイル)もご覧ください。
- Email: chem2023(at)chem.saitama-u.ac.jp
(at)を@に変えてください。
2023.01.19†
2023.01.06†
- 2022年9月26日から28日に九州大学・伊都キャンパスで行われた錯体化学会第72回討論会において、石井・中田研究室の中谷一貴さん(博士後期課程3年)がポスター賞を受賞しました。その中でも、特に優秀なポスターとしてOrganometallic Chemistry賞が授与されました。おめでとうございます。
- イミノホスホナミド配位子により安定化されたカチオン性シリレンの合成と配位化学
- 2022年9月20日から22日に京都パルスプラザで行われた第32回基礎有機化学討論会において、石井・中田研究室の三宅奏一郎さん(博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- 分子内NHC-アミノ配位子を有するスタンニレン類と二酸化炭素との反応
- 2022年9月3日に筑波大学で行われたInternational Main Group Element Chemistry Seminar 2022(IMECS-2022)において、石井・中田研究室の中谷一貴さん(博士後期課程3年)が優秀ポスター賞を受賞しました。また、同研究室の上山翔太さん(博士前期課程2年)と風間勇悟さん(博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- "Cationic Silylene Stabilized by an Iminophosphonamide Ligand: Synthesis and Reactivity"
- 〇Kazuki Nakaya, Shintaro, Takahashi, Akihiko Ishii, Norio Nakata
- "Cyclic(Alkenyl)(amino)carbene as a Strong p-Accepting Carbene: Synthesis and Complexation with transition metals"
- 〇Shota Kamiyama, Masaru Tanaka, Akihiko Ishii, Norio Nakata
- "Ring Opening Polymerization of Cyclic Esters using Plumbyliumylidene Stabilized by an Iminophosphonamide Ligand"
- 〇Yugo Kazama, Kazuki Nakaya, Akihiko Ishii, Norio Nakata