活動報告・予告/Annual Reports/若狭・矢後研究室2022 の履歴(No.5)


研究室教員

研究課題

  1. 磁場およびマイクロ波を用いた新規同位体濃縮法の開発
  2. 30テスラ超強磁場下での化学反応の磁場効果(ナノ秒、ピコ秒過渡吸収)
  3. イオン液体中での光反応と磁場効果
  4. ナノ空間を利用した反応制御
  5. シングレットフィッションで生じた三重項対に対する磁場効果

発表論文

  1. Yoriko Sonoda, Ryuzi Katoh, Norimitu Tohnai, Tomoaki Yago, and Masanobu Wakasa "Singlet Fission in Solid 1,6-Diphenyl-1,3,5-hexatriene Dicarboxylic Acids and Esters: Effects of meta- and para- Substitution" J. Phys. Chem. C 126, 8742 (2022).
  2. Tomoaki Yago, Manami Tashiro, Kiichi Hasegawa, Masao Gohdo, Syuta Tsuchiya, Tadaaki Ikoma and Masanobu Wakasa "Triplet−Triplet Annihilation via the Triplet Channel in Crystalline 9,10-Diphenylanthracene" J. Phys. Chem. Lett. 13, 8768-8774 (2022).

学会発表(予定も含む)

  1. Tomoaki Yago “ Magnetic field effects on triplet pairs in organic crystals” SPIE Optics + Photonics 2022(2022年8月21日-8月25日, San Diego, 招待講演)
  2. 近藤大貴、矢後友暁、若狭雅信 “超高磁場下における蛍光の測定装置の開発” 第16回分子科学討論会2022横浜(2022年9月19日-9月22日, 慶應義塾大学 矢上キャンパス, ポスター発表)
  3. 広澤洸太、矢後友暁、若狭雅信 “シングレットフィッションの磁場効果の時間分解測定” 第16回分子科学討論会2022横浜(2022年9月19日-9月22日, 慶應義塾大学 矢上キャンパス, ポスター発表)
  4. 香月梨沙、矢後友暁、若狭雅信 “テトラセン結晶およびその微粒子におけるシングレットフィッションの磁場効果” 第61回電子スピンサイエンス学会年会(2022年12月2日-12月4日, 熊本市民会館シアーズホーム夢ホール, ポスター発表)
  5. 坂口怜、前田公憲、矢後友暁、若狭雅信 “光誘起電子移動反応系におけるイオン絵北中の磁場効果” 第61回電子スピンサイエンス学会年会(2022年12月2日-12月4日, 熊本市民会館シアーズホーム夢ホール, ポスター発表)

外部資金獲得状況

科学研究費補助金

  1. 令和1-3年度 基盤研究(B)「スピン化学の手法を用いた励起子融合の詳細なメカニズム解明および新規材料開発」研究代表 若狭雅信
  2. 令和2-5年度 挑戦的研究(開拓)「マイクロ波とラジオ波を用いたスピン化学の手法による選択的同位体濃縮」研究代表 若狭雅信
  3. 令和2-4年度 基盤研究(C)「 ナノ構造体での励起子分裂および励起子融合の機構解明とその制御」研究代表 矢後友暁