博士前期課程基礎化学コースのカリキュラムについて†
博士前期課程基礎化学コースの授業においては、化学の諸問題を深く認識し、解決するために必要な基礎的な知識並びに専門的な知識を習得することを目標に、次のような体系的な教育を通して、研究の最先端にも対応できる知識の習得を目標とする。
物理化学系においては、研究に必要な基礎的な事柄として、量子化学、分子分光学、化学反応論、光・磁気化学、熱力学に、無機・分析化学系においては、学部での講義をさらに発展させた無機化学一般、及び固体化学や結晶化学にそれぞれ焦点を当てて講義を行っている。有機化学系においては、有機化合物の構造・反応、典型元素化学及び天然物有機化学に関する学部教育では補えない発展的な内容を講義するために、教科書を設定して講義を行っている。
博士前期課程基礎化学コースの研究においては、物質の合成・構造・反応・機能などの化学の基礎に関わる研究を行い、未知なる研究領域の開拓を目指している。
入学案内†
博士前期課程修了生の就職先(カッコ内は人数,なければ1人)†
- 平成16年度
JSR,カクイチ,合同資源産業,川研ファインケミカル,川崎マイクロエレクトロニクス,TDK,旭化成ケミカルズ,YKK,栃木県庁,大日本印刷,東レファインケミカル
- 平成17年度
東洋精米機製作所,北興化学工業,綜研化学,日本ペイント,藤森工業,田中貴金属,ティエスティ,旭電化工業,イチカワ,京セラケミカルズ,ソニーエナジーデバイス,キャノン,朋和産業,伊勢化学,経済産業省(II種),日立化成ポリマー,寺岡製作所,東邦化学
- 平成18年度
大成ラミック,メルテックス,綜研化学(2),三井化学,東邦化学,電気化学工業,ADEKA(2),日本化薬,凸版印刷,東洋インキ製造(2),田中貴金属,日本バイリーン,東海メガネコンタクト,埼玉県教員,日光化成,ユニチャーム,東レ,小川香料,双葉電子工業