2009年7月†
● 2009年7月20日に,日本化学会主催の「2009年全国高校化学グランプリ」[http://gp.csj.jp/]の一次選考が本学が会場となり行われ,約50名の受験者が挑戦しました。
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全国高校化学グランプリの参加者の様子です。 |
● 2009年7月3日に,西武文理高等学校の生徒約20名が本学部に見学に訪れ,全員で科学分析支援センターや脳科学融合研究センターを見学した後,希望者2名は基礎化学科の研究室・実験室の見学をしました。各学科の見学後,再び全員で卒業生を交えた懇談会も行いました。
● 第44回有機反応若手の会が,7月9日から11日,石井研究室の世話で埼玉県立スポーツ研修センター(上尾)で開催されました。全国の大学から130余名が参加し,特別講演(5件),一般講演,ポスター発表が行われました。ポスター発表では,参加研究室と特別講演者の投票により8名にポスター賞が授与され,本学からは金冨芳彦君(M1, 斎藤(雅)研究室)と戸田智之君(M2, 石井研究室)が受賞しました。
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ポスター賞を受賞した,金冨君(左)と戸田君(右)です。 |
● 2009年7月17日に,本学科の次年度3年次編入のための入学試験が行われました。本学科では,本年度から募集を開始し,今回は6名の志願者が受験しました。
● 世界環流プログラムにより,モスクワ大学の修士1年のViktoriya Nikitinaさんが,7月10日から約2ヶ月間,研究交流のために,基礎化学科中林研究室に滞在しています。
● 世界環流プログラムにより,ロシアのモスクワ大学,モスクワ工科大学に派遣されていた本学科,コースの学生2名が帰国しました。
修士1年生の吉村泰範君と学部4年生の尾林知幸君が,それぞれモスクワ大学のGalina Tsirlina教授の研究室と,モスクワ工科大学のElena Mishina教授の研究室に,6月1日から6月30日まで研修のために滞在し,無事帰国してきました。
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モスクワ工科大学の大学院生と討論している,4年生の尾林知幸君(左)と,修士1年の吉村泰範君(真ん中)です。 |
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モスクワ大学を訪れたナイメーヘン大学のJanssen教授を歓迎するパーティーに参加している尾林知幸君。 |
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モスクワ工科大学の院生と,一緒に実験を行っている尾林知幸君です。 |
● 2009年7月22日に,学科による進路指導のための「キャリアパス講演会」が開かれました。
今回は,本学科卒業生の芳賀隆太氏(JFEケミカル株式会社勤務, 2006年博士終了),および藤田有真氏(ローム株式会社勤務, 2003年修士修了)の両名に講演および相談会を行っていただきました。当日の様子と講演題目は次の通りでした。
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芳賀隆太氏「博士という選択のこれまでの道のり」 |
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藤田有真氏「埼玉大学生であること」 |
●学会発表と講演(3件)
■ 2009年6月22-25日
会議名 ⅩⅤⅢth EuCheMS Conference on Organometallic Chemistry
場所 Goteborg(Norway)
題目"Unusual Trifunctionalized Organotin Compounds, Trihydrocystannane and Trilithiostannane"
発表者 斎藤雅一(埼玉大院理工),田嶋智之(埼玉大院理工),池田正俊(埼玉大院理工),吉岡道和(埼玉大理),Mnique Biesemans(ブリュッセル自由大),Rudolph Willem(ブリュッセル自由大),箕浦真生(北里大理),石村和也(分子研),水瀬茂(分子研)
■ 2009年6月30日-7月4日
会議名 9th International Conference on Heteroatom Chemistry
場所 Oviedo (Spain)
題目 "Synthesis and Reactions of a Trianion Equivalent, the First Trilithiostannane"
発表者 斎藤雅一(埼玉大院理工), 田嶋智之(埼玉大院理工), 池田正俊(埼玉大院理工),
石村和也(分子研), 永瀬茂(分子研)
■ 2009年7月17日
会議名 応用物理学会応用電子物性分科会研究例会「グラフェンの形成・基礎物性とデバイス展開」
題目 “単層グラフェンの化学的剥離形成と透明電極応用”
発表者 上野啓司, 菅沼洸一, 吉田雅史(埼玉大院理工)(依頼講演)。
■ 2009年7月25日
会議名 Graphene Tokyo 2009
題目1 ”Organic field‐effect transistors with graphene electrodes”
発表者1 菅沼洸一,吉田雅史,上野啓司(埼玉大院理工)(ポスター講演:講演者は菅沼)。
題目2 ”Graphene transparent electrodes for organic polymer solar cells”
発表者2 吉田雅史,菅沼洸一,白井肇,上野啓司(埼玉大院理工)(ポスター講演:講演者は上野)。
■2009年7月9-11日
会議名 有機反応若手の会
場所 埼玉県上尾市埼玉県立スポーツ研修センター]
題目1 "tBuSe配位子を有する安定なヒドリド(セレノラト)白金(Ⅱ)錯体の合成"
池田貴重(石井研究室M2,ポスター)
題目2 "ヒドリド(ジヒドリド)白金(Ⅱ)錯体とホスフィン類との反応"
加藤奈々美(石井研究室M2,ポスター)
題目3 “シクロオクタン縮環[OSSO]型配位子をもつ4族遷移金属錯体の合成と性質”
戸田智之(石井研究室M2, ポスター, ポスター賞受賞)
題目4 “ヒドリド(ジヒドロゲルミル)白金およびパラジウム(II)錯体の合成と構造”
深澤隼(石井研究室M2, 口頭)
題目5 “シクロヘプタン環が縮環したクラウンチオエーテルと金属錯体との反応”
藤原要子(石井研究室M2, ポスター)
題目6 “蛍光性3-メチレン-2,3-ジヒドロセレノフェン誘導体の合成”
山口雄規(石井研究室M2, ポスター)
題目7 “ヒドリド錯体を用いた触媒的ヒドリドセレネニル化反応の機構解明”
加門ひとみ(石井研究室M1, ポスター)
題目8 “シクロオクタン環を有するクラウンチオエーテルの合成と銀塩との反応”
豊田えり子(石井研究室M1, ポスター)
題目9 “チエニル置換を有するジシレンの合成検討”
根本雄一郎(石井研究室M1, ポスター)
題目10 “5員環骨格を有するオキサプラチナサイクルの合成とその反応性”
古川範行(石井研究室M1, ポスター)
題目11 “エチニル(ビニル)白金(II)錯体の合成と反応性”
山本鈴夏(石井研究室M1, ポスター)
題目12 “シクロヘキサン環を有する[OSSO]型配位子の合成と重合反応への応用”
麻島可奈子(石井研究室B4, ポスター)
題目13 “含セレン発光性化合物の新規合成法の開発”
安中辰朗(石井研究室B4, ポスター)
題目14 “トリプチセンジセレノールと白金(0)価錯体との反応”
伊藤崇則(石井研究室B4, ポスター)
題目15 “シクロオクタン-1,2-ジチオラト配位子を有する白金-ロジウム二核錯体の合成と反応性”
小松原千鶴(石井研究室B4, ポスター)
題目16 “異なるヘテロ原子が導入されたヘテラスマネンの系統的合成法の開発及び構造”
谷川智春(斎藤雅一研究室D2, 口頭)
題目17 “σ-芳香族化合物の合成と性質の解明”
金富芳彦(斎藤雅一研究室M1, ポスター, ポスター賞受賞)
題目18 “スタンノールを配位子に有する金属錯体の合成”
桑原拓也(斎藤雅一研究室M1, ポスター)
題目19 “トリチオスタンナンの単離、及び構造と反応”
富澤克哉(斎藤雅一研究室M1, ポスター)
題目20 “安定なメタラシクロペンタジエニリデンの合成”
金子美澄(斎藤雅一研究室B4, ポスター)
題目21 “ボロンジアニオン及びジカチオンの合成”
松本香織(斎藤雅一研究室B4, ポスター)
題目22 “3H-1,2-ベンゾジチオール-3-オン1,1-ジオキシドとシリカゲルを用いた固相でのチイラ
ン化反応”
斉木彩(杉原研究室M2, ポスター)
2009年6月†
- 本コースの茂木春樹君が,学会でベストポスター賞を受賞しました。
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6月1日(月)~3日(水)に大宮ソニックシティで開かれた「第25回化学反応討論会」において,本コース高柳研究室の学生の茂木春樹君の行ったポスター発表が、ベストポスター賞を受賞しました。 |
- 本学科の坂本章准教授が,熊谷高校で模擬講義を行いました。
6月8日(月)に、本学科の坂本章准教授を含む本学の5人の教員が、熊谷高校で、大学の講義を紹介する模擬講義を行いました。坂本准教授は、「レーザーによる光速測定と超高速時間分解分光」という題で講義とレーザーを使った演示実験を行い、熊谷高校の100人程度の高校生がこの講義を受講しました。また当日は修士1年の小林徹君がアシスタントとして演示実験を補助しました。坂本准教授の行った講義内容を以下に紹介します。
(1) 光,分光学,レーザーなどについての説明と、CD-ROMを用いた分光器の紹介
(2) ナノ秒レーザー(ナノは10-9を示す接頭語,すなわち約10億分の1秒だけ点灯するレーザー)、高速な光検出器、及び高速なオシロスコープを用いた、光の速度の測定
(3) ピコ秒時間分解(ピコは10-12を示す接頭語、すなわち約1兆分の1秒単位で化学現象を追跡できる)赤外分光法を用いた導電性高分子に対する研究についての紹介
(4) 携帯型ラマンイメージング装置の開発と浮世絵とその版木への応用についての紹介
- コースの学生2名が、ロシアのモスクワ大学、モスクワ工科大学に派遣されています。
修士1年生の吉村泰範君と学部4年生の尾林知幸君が、それぞれモスクワ大学のGalina Tsirlina教授の研究室と、モスクワ工科大学のElena Mishina教授の研究室に、6月1日から6月30日まで研究交流のために出かけています。2人は、本学に採択された教育プログラム『理工系人材養成のための「世界環流」型実践教育プログラム』を使って、派遣されました。
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修士1年の吉村泰範君がモスクワ大学で研究報告をしました。(スクリーンの右) |
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モスクワ大学の大学院生と交流している吉村泰範君(一番左)です。 |
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モスクワ工科大学の大学院生と交流している学部4年生の尾林知幸君です。(真ん中) |
- 学会発表
第25回化学反応討論会(6/1〜6/3大宮ソニックシティ)
(口頭発表)
・“Theoretical study of uracil anion“
(Saitama University) ○Motegi, Haruki; Asakura, Tomoko; Takayanagi, Toshiyuki
(ポスター発表)
・”Theoretical study of stable helium complex HeBeO” ベストポスター賞
(Saitama University, Hokkaido University, Japan Atomic Energy Agency) ○Motegi, Haruki; Kakizaki, Akira; Takayanagi, Toshiyuki; Taketsugu, Yuriko; Taketsugu, Tetsuya; Shiga, Motoyuki
2009年5月†
- 共同開発した携帯型ラマンイメージング装置とその成果がNHKで放送されました!
埼玉大学(大学院理工学研究科・坂本 章准教授)、(株)エス・ティ・ジャパン、国立歴史民俗博物館が共同開発した携帯型ラマンイメージング装置と、それを用いて行った浮世絵とその版木に関する研究成果が、NHKの以下のテレビ番組で放送されました.
- ゆうどきネットワーク「ゆうどきチェック ~浮世絵 よみがえる江戸の色彩~」
2009年2月24日(火) NHK総合 16:50~18:00
- ハイビジョン特集「幻の色 よみがえる浮世絵」
2009年4月12日(日) BShi 22:00~23:29
2009年4月19日(日) BShi 16:30~17:59(再放送)
2009年5月24日(日) BShi 22:00~23:29
2009年5月31日(日) BShi 16:30~17:59(再放送)
- ワンダー×ワンダー「浮世絵 よみがえる幻の色」
2009年5月16日(土) NHK総合 22:00~22:48
2009年5月21日(木) NHK総合 00:45~01:33(再放送)
| ゆうどきネットワーク「ゆうどきチェック ~浮世絵 よみがえる江戸の色彩~」(2月24日(火) NHK総合 16:50~18:00放送)より(その1) |
| ゆうどきネットワーク「ゆうどきチェック ~浮世絵 よみがえる江戸の色彩~」(2月24日(火) NHK総合 16:50~18:00放送)より(その2) |
- 埼玉大学理工学研究科と産業総合技術研究所との共同連携セミナーが開かれました
2009年5月20日に,産業総合技術総合研究所において,本学理工学研究科と産業総合技術研究所の共同連携セミナーが開かれました。本セミナーは埼玉大学と産業総合技術研究所の共同研究の発展を目指して,半年に1回程度開かれています。今回は,基礎化学科の斎藤雅一教授と坂本章准教授が招かれて,下記のようなプログラムで講演を行いました。またセミナーに先立ち,産業総合技術総合研究所の展示施設の「サイエンス・スクエア つくば」と研究室の見学会も行われました。基礎化学科からは講師の他に若狭雅信教授,石井昭彦教授,中田憲男助教,および大学院生と卒論生合わせて26名が参加しました。
- セミナーのプログラム
第2回理工研-産総研連携セミナー
日時:平成21年5月20日(水)15:00-17:20
場所:つくば中央第5事業所 第3および第4会議室(5-2棟 6階 6602, 6603室)
- 15:00-15:10
挨拶 中岩 勝 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 部門長
- 講演
15:10-16:10(座長:安田弘之)
坂本 章 「共役分子・高分子の短寿命分子種と不安定分子種の赤外分光測定とその解析」
- 16:10-17:10(座長:島田 茂)
斎藤雅一 「特異な電子状態を有する有機スズ及び鉛化合物の合成、構造、及び反応」
- 17:10-17:20
閉会挨拶 安藤 亘 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 顧問
- 18:00-20:00
懇親会(厚生食堂)
2009年4月†
- 入学式
4月8日(水)に平成21年度の埼玉大学入学式が開かれ,基礎化学科には留学生1人を含む55名が入学しました。
- 新入生歓迎企画
毎年恒例となっている基礎化学科新入生歓迎企画が4月10日(金)に行われ,基礎化学科の先輩の大学生活体験報告,学科の先生方と新修士1年生も交えたお茶会,そして基礎化学科の各研究室と科学分析支援センターの見学会が開かれました。
- ソフトボール大会
4月18日(土)に基礎化学科主催のソフトボール大会が秋ヶ瀬公園で開かれ,学生,教員ら多数が参加しました。
- 学生実験室の改装
1年生〜3年生の実験で使う実験室が改装されました。
- 人事
本学科の斎藤雅一先生が、4月から新しく教授に昇任されました。
2009年3月†
- 科学技術振興機構(JST)の平成21年度 先端計測分析技術・機器開発事業「プロトタイプ実証・実用化プログラム」に採択!
坂本 章准教授が、(株)エス・ティ・ジャパン、国立歴史民俗博物館とともに応募申請した開発課題「文化財等複合材料評価用ラマンイメージング装置の開発」が、科学技術振興機構(JST)の平成21年度 先端計測分析技術・機器開発事業の「プロトタイプ実証・実用化プログラム」に採択されました。開発期間は平成21年4月から平成24年3月までで、現在開催中の国立歴史民俗博物館における企画展示「錦絵はいかにつくられたか」に出展しているラマンイメージング装置をより高性能なものにして実用化を目指すというプログラムです。
- 卒業研究発表会
3月3日(火)に平成20年度理学部基礎化学科卒業研究発表会が行なわれました。研究室所属の4年生29名が,一年間の卒業研究の成果を発表し,質疑応答に臨みました。大半の学生にとっては初めての発表でありましたが,緊張の中にも懸命に発表している姿が印象的でした。良い経験になったと思われます。
- 平成21年度埼玉大学理学部入学試験(後期日程)
3月12日(木)に、平成21年度埼玉大学理学部入学試験(後期日程)が行なわれました。基礎化学科では、30名の定員に対し195(119)名が志願(受験)しました。
- 卒業記念パーティー
毎年恒例となっている基礎化学科卒業記念パーティーが,3月19日(木)18:00から浦和ロイヤルパインズホテルで行なわれました。卒業生・修了生,教職員に加えて研究室に配属される3年生も参加し,盛会となりました。
- 修了・卒業式
3月24日(火) に修士課程の修了式が,3月25日(水)に学部4年生の卒業式が執り行われました。基礎化学科(コース)では,4年卒業生43名,修士修了生26名に学位が授与されました。
- 学会発表
基礎化学科の教員・学生による学会発表等を紹介します(講演者は太字)。
- 日本化学会第89春季年会(2009)(日本大学理工学部船橋キャンパス、2009年3月27日(金)~30日(月))
- 谷川智春(埼玉大院理工)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「3つの異なるヘテロ原子官能基を有する新規なヘテラスマネンの合成」(口頭発表)
- 坂口正史(埼玉大院理工)、斎藤雅一(埼玉大院理工)、石村和也(分子研)、永瀬茂(分子研)「プルンボールジアニオンからのプルンボールアニオンの合成とその構造」(口頭発表)
- 白武宗憲(埼玉大院理工)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「新規なジチエノスタンノールの合成と還元」(口頭発表)
- 橋本陽子(埼玉大院理工)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「ジベンゾペンタレン及びそのジアニオンと金属試薬との反応」(口頭発表)
- 金冨芳彦(埼玉大理)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「多フェニルセレノ置換ベンゼンの選択的合成」(口頭発表)
- 桑原拓也(埼玉大理)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「スタンノールアニオン及びジアニオンと金属試薬との反応」(口頭発表)
- 富澤克哉(埼玉大理)、斎藤雅一(埼玉大院理工)「かさ高いm-テルフェニル型置換基を有するスタンニルスタンナンの合成とそのトランスメタル化反応」(口頭発表)
- 高橋泰弘(埼玉大院理工)、坂本 章(埼玉大院理工)「9,9'-ビアントリルのラジカルアニオン,ジアニオン,テトラアニオンの赤外吸収スペクトルの測定と解析」(口頭発表)
- 竹沢真人(埼玉大院理工)、坂本 章(埼玉大院理工)「ピコ秒時間分解赤外分光法による自己配列した立体規則性ポリ(3-ヘキシルチオフェン)の光励起ダイナミクスの研究」(口頭発表)
- 2009年春季第56回応用物理学関係連合講演会(筑波大学,2009年3月30日〜4月2日)
- 中山真一(埼玉大理),吉田雅史(埼玉大院理工),白井 肇(埼玉大院理工),上野啓司(埼玉大院理工)「透明グラフェン塗布電極を用いた有機ポリマー太陽電池」(ポスター発表)
- 吉田雅史(埼玉大院理工),菅沼洸一(埼玉大院理工),斉木幸一朗(東大院新領域),上野啓司(埼玉大院理工) 「グラフェンによる透明導電膜およびFET電極形成と評価」(口頭発表)
- 菅沼洸一(埼玉大院理工),吉田雅史(埼玉大院理工),斉木幸一朗(東大院新領域),上野啓司(埼玉大院理工)「 グラフェン塗布電極を用いた有機電界効果トランジスタの動作特性」(口頭発表)
- 日本農芸化学会2009年度大会(福岡国際会議場、3月27日〜29日)
- 阿久津健介(埼玉大院理工)・長谷川登志夫(埼玉大院理工)・岸保宏(埼玉農総研茶特)研・中村幸二(埼玉農総研茶特)「緑茶の種子に含まれる成分の検討」(ポスター発表)
2009年2月†
- 携帯型ラマンイメージング装置:国立歴史民俗博物館の企画展示「錦絵はいかにつくられたか」に展示中!
埼玉大学(大学院理工学研究科・坂本 章准教授)、(株)エス・ティ・ジャパン、国立歴史民俗博物館が共同開発した携帯型ラマンイメージング装置が、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で2月24日から開催されている企画展示「錦絵はいかにつくられたか」(2009年5月6日まで)に展示されています。同時に、この装置を用いて行った錦絵(浮世絵)とその版木の色材研究も紹介されています。より詳細な情報は,以下の国立歴史民俗博物館のwebページをご覧ください.
・「錦絵はいかにつくられたか」[2009.2.24-2009.5.6]
http://www.rekihaku.ac.jp/events/now.html
- 委託研究事業の説明を上田清司埼玉県知事に行いました。
2月18日(水)に上田清司埼玉県知事が県内を訪問する「とことん訪問」の一環として戸田漕艇場を訪れました。埼玉県ボート協会から委託研究として「戸田オリンピックボートコースの水質浄化」に関する水質調査などを行っており,基礎化学科からは化学分析を担当している永澤明教授と藤原隆司准教授(科学分析支援センター)が上田知事への事業内容の説明を行いました。
この事業は埼玉県ボート協会戸田ボートコースの水質浄化を目指して池蝶貝(淡水真珠の母貝)をボートコースに投入して、水質浄化と淡水産真珠のブランド化を図り、地域のイメージアップを図るとともに,多くの人々に環境問題について考える機会を提供するプロジェクトであり,国の平成20年度「地方の元気再生事業」に採択されています。
- 博士前期課程学位論文発表会
2月19日(木)と20日(金)に、大学院理工学研究科博士前期課程化学系専攻基礎化学コースの学位論文発表会が開催されました。26名の大学院生が、2年間の研究成果について、工夫を凝らした発表(20分)をパソコンを用いて行いました。質疑応答(10分)では、教員からの質問だけでなく、大学院生からも質問があり、活発な議論が行われました。
- 平成21年度埼玉大学理学部入学試験(前期日程)
2月26日(木)に、平成21年度埼玉大学理学部入学試験(前期日程)が行なわれました。基礎化学科では、15名の定員に対し57名が志願しました。
- 川越高等学校でのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)招へい講座
2月23日(月)午後、高校1年生22名、2年生7名に対して長谷川登志夫准教授が招へい講義を行いました。講義は「においの化学」という題で行なわれました。
- 学会発表等
基礎化学科の教員による学会発表等を紹介します(講演者は太字)。
- 第5回有機元素化学セミナー(京都大学化学研究所、2009年2月20日)
- 斎藤雅一(埼玉大院理工)「スタンノール及びプルンボールジアニオンの合成とその芳香族性及び反応性」(招待講演)
2009年1月†
- 3年生の研究室仮配属
基礎化学科では,3年後期から研究室へ仮配属することができます。今年度は,12月中旬に仮配属者とその仮配属先が承認され,3年生が各研究室に顔を出すようになりました。セミナーに参加したり,先輩方の卒論・修論の準備を目の当たりにすることで,新たな刺激となることを期待しています。
- 教員による個別面談
学生の大学生活をサポートするために,基礎化学科では,1年生と2年生を対象に教員が個別面談を行っています。今年度最後(通算第6回)の面談が,1月20日(火)に1年生を対象に,21日(水)に1年生を対象に行われました。後期試験が近いせいか,試験に関する話題が多く出ました。
- 学会発表等
基礎化学科の教員・学生による学会発表等を紹介します(講演者は太字)。
- 特定領域研究「超階層制御」 第8回 公開シンポジウム(上智大学四谷キャンパス、2009年1月20日-1月21日)
- 坂本 章(埼玉大院理工)「配列制御された共役ポリマーのピコ秒赤外吸収測定と励起電子-分子振動相互作用の解明」(ポスター発表)