活動報告・予告/学科便り の履歴(No.21)
2009年2月†
- 携帯型ラマンイメージング装置:国立歴史民俗博物館の企画展示「錦絵はいかにつくられたか」に展示中!
埼玉大学(大学院理工学研究科・坂本 章准教授)、(株)エス・ティ・ジャパン、国立歴史民俗博物館が共同開発した携帯型ラマンイメージング装置が、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)で2月24日から開催されている企画展示「錦絵はいかにつくられたか」(2009年5月6日まで)に展示されています。同時に、この装置を用いて行った錦絵(浮世絵)とその版木の色材研究も紹介されています。より詳細な情報は,以下の国立歴史民俗博物館のwebページをご覧ください.
・「錦絵はいかにつくられたか」[2009.2.24-2009.5.6]
http://www.rekihaku.ac.jp/events/now.html
- 委託研究事業の説明を上田清司埼玉県知事に行いました。
2月18日(水)に上田清司埼玉県知事が県内を訪問する「とことん訪問」の一環として戸田漕艇場を訪れました。埼玉県ボート協会から委託研究として「戸田オリンピックボートコースの水質浄化」に関する水質調査などを行っており,基礎化学科からは化学分析を担当している永澤明教授と藤原隆司准教授(科学分析支援センター)が上田知事への事業内容の説明を行いました。
この事業は埼玉県ボート協会戸田ボートコースの水質浄化を目指して池蝶貝(淡水真珠の母貝)をボートコースに投入して、水質浄化と淡水産真珠のブランド化を図り、地域のイメージアップを図るとともに,多くの人々に環境問題について考える機会を提供するプロジェクトであり,国の平成20年度「地方の元気再生事業」に採択されています。
- 博士前期課程学位論文発表会
2月19日(木)と20日(金)に、大学院理工学研究科博士前期課程化学系専攻基礎化学コースの学位論文発表会が開催されました。26名の大学院生が、2年間の研究成果について、工夫を凝らした発表(20分)をパソコンを用いて行いました。質疑応答(10分)では、教員からの質問だけでなく、大学院生からも質問があり、活発な議論が行われました。
- 平成21年度埼玉大学理学部入学試験(前期日程)
2月26日(木)に、平成21年度埼玉大学理学部入学試験(前期日程)が行なわれました。基礎化学科では、15名の定員に対し57名が志願しました。
- 川越高等学校でのスーパーサイエンスハイスクール(SSH)招へい講座
2月23日(月)午後、高校1年生22名、2年生7名に対して長谷川登志夫准教授が招へい講義を行いました。講義は「においの化学」という題で行なわれました。
- 学会発表等
基礎化学科の教員による学会発表等を紹介します(講演者は太字)。
- 第5回有機元素化学セミナー(京都大学化学研究所、2009年2月20日)
- 斎藤雅一(埼玉大院理工)「スタンノール及びプルンボールジアニオンの合成とその芳香族性及び反応性」(招待講演)
2009年1月†
- 3年生の研究室仮配属
基礎化学科では,3年後期から研究室へ仮配属することができます。今年度は,12月中旬に仮配属者とその仮配属先が承認され,3年生が各研究室に顔を出すようになりました。セミナーに参加したり,先輩方の卒論・修論の準備を目の当たりにすることで,新たな刺激となることを期待しています。
- 教員による個別面談
学生の大学生活をサポートするために,基礎化学科では,1年生と2年生を対象に教員が個別面談を行っています。今年度最後(通算第6回)の面談が,1月20日(火)に1年生を対象に,21日(水)に1年生を対象に行われました。後期試験が近いせいか,試験に関する話題が多く出ました。
- 学会発表等
基礎化学科の教員・学生による学会発表等を紹介します(講演者は太字)。
- 特定領域研究「超階層制御」 第8回 公開シンポジウム(上智大学四谷キャンパス、2009年1月20日-1月21日)
- 坂本 章(埼玉大院理工)「配列制御された共役ポリマーのピコ秒赤外吸収測定と励起電子-分子振動相互作用の解明」(ポスター発表)