2023年†
SARS-CoV-2ウイルスPCR研究プロジェクトにつきまして†
SARS-CoV-2ウイルスによってひきおこされる昨今のCOVID-19感染症の拡大に伴って、本学における教育・研究事業を遅滞無く進めるためには、感染の有無を迅速かつ継続的に検知することが必要と考えられます。現在、理工学研究科化学専攻基礎化学コース(理学部基礎化学科)では、東京大学で行われている、迅速なRT-PCR法によるウィルスの定量的な測定における偽陽性などのばらつき(特異度)を明らかにする研究に共同研究の形で協力しており、定期的にサンプルを提供しています。この共同研究を推進することで、被験者となっているコース構成員の安全確保も実現することが可能となっています。そこで、本共同研究の推進にあたって、以下に述べる各企業様から上記趣旨へのご賛同と多大なご援助を賜っておりますので、ここで感謝の意を表します。
2023.01.19†
2023.01.06†
- 2022年9月26日から28日に九州大学・伊都キャンパスで行われた錯体化学会第72回討論会において、石井・中田研究室の中谷一貴さん(博士後期課程3年)がポスター賞を受賞しました。その中でも、特に優秀なポスターとしてOrganometallic Chemistry賞が授与されました。おめでとうございます。
- イミノホスホナミド配位子により安定化されたカチオン性シリレンの合成と配位化学
- 2022年9月20日から22日に京都パルスプラザで行われた第32回基礎有機化学討論会において、石井・中田研究室の三宅奏一郎さん(博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- 分子内NHC-アミノ配位子を有するスタンニレン類と二酸化炭素との反応
- 2022年9月3日に筑波大学で行われたInternational Main Group Element Chemistry Seminar 2022(IMECS-2022)において、石井・中田研究室の中谷一貴さん(博士後期課程3年)が優秀ポスター賞を受賞しました。また、同研究室の上山翔太さん(博士前期課程2年)と風間勇悟さん(博士前期課程1年)がポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- "Cationic Silylene Stabilized by an Iminophosphonamide Ligand: Synthesis and Reactivity"
- 〇Kazuki Nakaya, Shintaro, Takahashi, Akihiko Ishii, Norio Nakata
- "Cyclic(Alkenyl)(amino)carbene as a Strong p-Accepting Carbene: Synthesis and Complexation with transition metals"
- 〇Shota Kamiyama, Masaru Tanaka, Akihiko Ishii, Norio Nakata
- "Ring Opening Polymerization of Cyclic Esters using Plumbyliumylidene Stabilized by an Iminophosphonamide Ligand"
- 〇Yugo Kazama, Kazuki Nakaya, Akihiko Ishii, Norio Nakata