2017年†
2017.11.19†
- 斎藤雅一研究室の鈴木拓実君(博士前期課程2年)が,第7回CSJ化学フェスタ2017で優秀ポスター発表賞を受賞しました。おめでとうございます。
- ベンゼンをプラットフォームとしたσ対称性占有軌道間相互作用の変化に基づく酸化・還元制御機構
- ○鈴木拓実,藤田雅大,古川俊輔,斎藤雅一
2017.11.04†
- 斎藤雅一教授と吉川洋史准教授が,平成29年度学長表彰(学長奨励賞(教育・研究))を受賞しました。おめでとうございます。
2017.10.31†
- 高柳敏幸教授のPCCP(Physical Chemistry Chemical Physics)誌に掲載された論文が,2017 PCCP HOT Articlesに採択されました。おめでとうございます。
- Toshiyuki Takayanagi, "Nonadiabatic quantum dynamics calculations of transition state spectroscopy of I + HI and I + DI reactions: the existence of long life vibrational bonding resonances"
- Phys. Chem. Chem. Phys., 2017, Advance Article, DOI: 10.1039/C7CP05478E
- 2017 PCCP HOT Articlesのサイト
2017.07.24†
- 2017年度版基礎化学コース・基礎化学科紹介パンフレット
2017年度版の基礎化学コース・基礎化学科紹介パンフレットが完成しました。PDFファイルがダウンロードのページにありますので,ご利用下さい。印刷冊子をご要望の方は,基礎化学科事務室までお問い合わせ下さい。
2017.07.05†
- キャリアパス講演会・相談会のお知らせ
平成29年度第1回キャリアパス講演会・相談会を下記のように開催いたします。皆様のご参加をお待ちしております。
- 主催:基礎化学科,基礎化学コース 共催:埼玉大学理学部,大学院理工学研究科
- 日時:平成29年7月17日(月) 15:50~
- 場所:講演会 理学部講義棟4番教室,相談会 理学部2号館第一会議室
- 【講演会】15:50~16:50
(1)西村 晋平氏(2016年修士課程修了,中林・吉川研,修士:国立交通大学(台湾))花王株式会社 勤務
「学生時代の経験と就職」
- 【相談会(懇談会)】17:00~19:50
- 要旨集はこちらです。
2017.06.12†
- 高柳研究室の関悠佑君(博士前期課程2年)が,3rd Symposium on Chemical Kinetics and Dynamics(SCKD33, 第33回化学反応討論会)でポスター賞を受賞しました。おめでとうございます。
- A simulation study of photoexcited Ag ejection from low-temperature helium clusters by ring-polymer molecular dynamics
- SEKI, Yusuke (Saitama University); TAKAYANAGI, Toshiyuki (Saitama University); SHIGA, Motoyuki (JAEA)
基礎化学コース説明会について(6月3日(土)開催 )†
理学部基礎化学科をベースとする基礎化学コース(博士前期課程)・物質科学コース(博士後期課程)では、平成30年度または今後入学を目指している皆さんを対象に、下記の日程でコース説明会を開催します。学内外を問わず興味のある方の積極的な参加を歓迎します。
基礎化学・物質化学コースでは、13の研究室において、分子系の理論計算・磁気感受・光と磁場、有機典型元素化学・特異な構造の有機硫黄/セレン化合物・香りの有機化学、分子間相互作用解析・金属錯体、ナノバブル・量子ドット・細胞接着や層状物質系機能材料まで、幅広い分野で、最先端の研究が進められています(詳細は各研究室のHPを参照してください。当日研究室見学も可能です)。
当コースでは、サイエンスの原理的理解を深めつつ、有為の研究成果をあげるとともに、課題を設定し・その本質を見抜き・解決方法を見出す力を身につけ・磨くことができます。博士前期課程修了後、博士後期課程に進学し大学や国立研などの研究者への道、あるいは化学系企業等の研究・技術部門で活躍する道が開かれています。定員枠も年々増大しています。当該分野の研究に熟知していなくても、分子系の現象解明や新物質創成に興味を持ち、元気のある皆さんの参加を大いに期待しています。
基礎化学コース・基礎化学科長 二又 政之
- 日時:平成29年6月3日(土)午後1時30分〜5時
- 場所:埼玉大学理学部講義実験棟1階4番教室,及び見学を希望する各研究室(キャンパスマップはこちら)
- 申込方法:事前にメールで受け付けます。詳しくはこちらのパンフレットをご覧ください。
2017.05.08†
- 二又教授の最近の研究成果をまとめた以下の論文が,Analytical Science (日本分析化学会の英文誌)の2017年4月号"Special Issue: Optical Waveguide and Attenuated Total-Reflection Spectroscopy"のHot Articlesに選ばれました。金属ナノ粒子と金属基板の間のギャップモードを光励起することで,新しく単一分子感度ラマン,光捕捉現象,光触媒反応を見出したものです。
- 著者:Masayuki FUTAMATA, Keitaro AKAI, Chiaki IIDA, and Natsumi AKIBA
- タイトル:"Versatile Gap Mode Plasmon under ATR Geometry towards Single Molecule Raman, Laser Trapping and Photocatalytic Reactions"
- 雑誌情報:Analytical Sciences, 2017, 33, 417-426.
(http://www.jsac.or.jp/analsci/)
2017.04.29†
- 基礎化学科で教鞭を執られた元埼玉大学長・田隅三生先生が,春の叙勲で瑞宝中綬章を受賞されました。誠におめでとうございます。
2017.04.19†
- 斎藤教授の研究グループは,セレン六置換ベンゼンの選択的リチオ化反応を利用して,ベンゼン環上に様々なヘテロ原子官能基を導入することに成功しました。この成果に関する論文"Efficient Synthesis of 1,4-Bis-heteroatom-substituted Tetraselanylbenzenes via 1,4-Dilithiation of Hexaselanylbenzene and Investigation on Their Electronic Properties"がChemistry An Asian Journal誌のFront Coverに採用されました。
2017.04.14†
- 古川俊輔助教および斎藤雅一教授らの研究グループは,従来困難とされてきた,有機π共役平面分子に高い面外異方性(表・裏の性質)を付与することに成功しました。このような二面性分子を安価な金属(銅など)の上に並べると,高価な金属(金など)のように振る舞わせることができることが期待されます。本成果は,2017年4月7日、Journal of the American Chemical Societyに受理され、オンライン速報版に掲載されました。
2017.04.12†
- 斎藤雅一教授が,「重元素導入による芳香族性の概念拡張に関するπ電子系の研究」という業績で,平成29年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)を受賞しました。
2017.02.20†
- 斎藤雅一教授らの研究グループは,鉛を骨格に含んだ芳香族配位子がルテニウム原子をサンドイッチした,これまでに例のない構造をもつ化合物の合成に成功しました。また,この化合物から種々の錯体を合成し,究極の重原子である鉛を骨格に組み込んだことによって初めて構築することができた特異な電子状態を明らかにしました。本成果は,2017年2月11日,英国王立化学会の雑誌Chemical Science誌に受理され,オンライン速報版に掲載されました。
2017.01.12†
- 本学名誉教授,元・基礎化学科 中原 弘雄 先生(73歳)におかれましては、12月6日(火)にご逝去されましたので、ここに謹んでお知らせいたします。ご冥福をお祈りいたします。